執筆3.

前記事でまとまらない頭を一旦クリアにしたのでもう一記事書こうと思う。


このブログは5月末あたりに開設した。

最初の記事は会社を辞めた日のこと。

ツイッターを通して、思いのほか多くの方が見て下さり社会人としては青二才で稚拙な僕の文章に対し、批判だとか、そういった類の感想は無く、とても嬉しかった覚えがある。

それからはちょくちょくと転職活動へシフトしていく自分の日記程度に書き溜めていった。


そもそもの前提として鬱病で働けなくなった筆者の駄文であることがこのブログの主旨である。


自分の気分の抑揚を形にして、自己分析するツールにしたかった。内容だってなるべくハッピーなものとまではいかなくとも、一生懸命な内容でいっぱいにしたいとは思っていた。


ところが僕は得体の知れない不安と恐怖に振り回されることが日に日に多くなり、したためていた記事を全て消してしまったり、あまつさえ遺書代わりに使ってしまった。



劣等感。焦燥感。無気力。僕の頭の中。



最近ではもはやこういった衝動すら自分で把握できているような気がしており、またいつか消すだろうだとか、ある種受け止めることができている。なるべくそうはならないといいけど。



再度ブログを書き始めたのは8月の末。自殺未遂から引き上げられ、精神病棟に強制入院し、2カ月の長い時を経て退院した後に書いた。地獄のような経験だった。僕は人が怖くなった。


あれから何があったかな、なんにもないな、もうこのままずっと外の空気に馴染めないまま腐っていきそうだ。相変わらず家庭に僕の居場所はない。なにか、生きようと思えるための目標を、明日には決めてみよう。



暑い日が続く。まるで真夏の間、病棟にいた僕に向けて遅れてやって来た皮肉めいた夏のようだ。